2023年 03月 19日
憂鬱・・・
先日内科部長から呼び出しがあった。
なんか嫌な予感・・・。
私の知る限り「やらかした」ことはないはず。
となると、もしかしたら・・・?
面談室に向かう。
そして、言われたことは「来年度週末の日直に入ってくれないか?」ということであった。
即答できなかった。
心の中では「絶対イヤ」。
でも、状況的にはやってやれないことはない。
少し言い訳めいた発言をしながら、完全回避できる理由もみつからず、とりあえず「考えてみます」と言ってその場を終わった。
私が日直が嫌な理由は二つ。
2015年のハル君妊娠時のつわり発症時から実に8年近く救急業務に携わっていないこと、それと平日もろくに息子との時間がとれていないのに月に1回程度とはいえ貴重な週末に業務が入るとますます時間がなくなること。
実は今の病院で私のように小学生を育てている内科女医は他にいない(外科系や小児科にはいる)。
数名子供がいる女医はいるが、まだ子供が小さく時短勤務または非常勤。
もう一人いる子供のいる女医は子供がおそらく高校生。彼女は現在日勤業務を担当しているが、いつから復帰したかは不明である。
私の年齢的にはまだ当直をしなきゃいけないのは分かっているし、夫も協力してくれるのはわかっている。
とにかく気が乗らない、っていうか気が滅入る。
8年ぶりの救急だ。
自分の専門以外を、何かわからない症状の人をみるなんて、不安でしかない。
研修医も外科系の先生もいるけれど、瞬発力を要する救急を私はこなせるんだろうか。
でも、結局長いものに巻かれ、時の流れに身をまかせる私は「Yes」と答えた。
ただ後で思ったことは、もっと状況を把握して答えればよかったと思った。
というのは私が前例を作ったことで、他の子育て女医に及ぼす影響も考えられるということ。
なので、私より先に日直業務に復帰した女医さんの子供が何歳の時に復帰したのかを確認する、せめて今いる女医さんに日直業務復帰時期の希望をうかがう・・・などをすればよかったな。
もう時はすでに遅しだが・・・。
さて、これからどうなるか。
毎年仕事も家庭も状況が少しずつ変化している。
やってやれないことはないけれど、自分の力を100%近く出し切っている働き方になりつつある。
これ以上注がれると、自分にも周りにも何かよくないことが起こりそう。
人員補充によりいろんなことが楽になるかと思ったけど、やはりセカンドライフ構想は近い将来実行に移すことになるのかな。
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by dckuma
| 2023-03-19 21:01
| しごとのこと
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