とうとうフルタイム復帰まであと3ヶ月を切った。
出産するまでは仕事のことばかりを考えていたが、出産後は仕事をしていたことすら忘れるぐらいてんやわんやだった。
子供が4ヵ月になった頃から週1-2回のパートを開始し、医師としての感覚が戻ってくると、次第に物足りなさを感じてくる。
そして、同時に焦りをおぼえる。
早く仕事をせねば!
幸い私の所属する医局の教授が福岡の知り合いの先生に私を紹介してくれて、詳細を書くとバレそうなので省くが、春から私はとある組織に所属し、とある病院に勤務することとなった。
それが決まったのが10月。
当初私は自分が配属される部署は人間ドックなどの検診部門を主とする所かと思っていたが、蓋を開けてみると、超臨床の科に配属となった。
私自身の希望は臨床をやりたかったのでいいのだが、一方で昔のようにバリバリ働けない現状がある。
本当に分かって私をここに配属する決定をしたのだろうか?
ここはハッキリとできないことは予め伝えておかなければ。
そして、11月に春から行く病院の部長との面談が行われた。
そこで、部長に伝えたことは二点。
・当直はできない
・緊急呼び出しには対応できない
「バリバリ働く女医」のイメージはこれらを無くしては得られない。
私の憧れ、そのように言われたこともあった。
かといって、中途半端に介入して、「やっぱりできません」では患者さんを含め皆に迷惑をかける。
それに仕事がすべてではない。
私には大事な大事なハル君がいる。
ハル君の成長を見届けるのは何よりも代えがたい。
なので、春からは自分の与えられた環境の中で精一杯頑張っていこうと思う。
それでも以前より仕事の内容は減るとしてもやはりこれまでとは全く異なる組織のメンバーとして働くのは非常に緊張する。
なぜなら、皆私の一挙手一投足ををみるだろうから。
久しぶりの新メンバーということもあって、皆の期待も大だし。
ま、ハリキリすぎて壊れてしまうのはよくないので、今までの仕事に対するスタンスを変えずに励むのみ!
頑張りまーす!