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Life will be beautiful

カテゴリ:しゃかいのこと( 3 )

ふと頭をよぎること

またもや悲しい事件が起こりましたね。
千葉での虐待死。
事件を紐解けば、いくらでも彼女を助けるチャンスはあった。

でも、それは全体像がみえてるからいえること。
断片的にかかわっている人間からすると、想像力を働かせるしかない部分もある。

ただ今回のことは解せない点が多々ある。
まず彼女ははっきりと父親からの虐待について訴えている。
にも関わらず、大人は手を差し伸べなかった。
正確には一時保護をしたもののその後の対応がひどすぎた。

父親が訴訟を起こすと脅したから、彼女が書いたアンケートを父親に渡した?
あなたたち大人が怖くてついアンケートを渡すような父親の元にいる少女がどれだけの恐怖を抱くか想像に難くないでしょう?
父親が同意書を持ってきたという時点でその同意書ですら暴力で押さえつけて得たものぐらいわかるでしょう?
彼女が感じた絶望を思うと筆舌には尽くしがたい。

唯一この件において希望を見いだせるとしたら、この件に関わっていた大人たちが素直に自分たちの非を認めたこと。
誰かの犠牲の元に成り立つ対応策というのは悲しい。
でも、このようなことが再び繰り返されることはもっと悲しいし、あってはならない。
彼女の名誉のためにアンケートを公開したというのであれば、徹底的に今回のことを振り返り、今ある命を必ず守ってほしい。

by dckuma | 2019-02-04 00:05 | しゃかいのこと | Comments(4)

これはどうかなぁ

最近「子連れ出勤」を奨励するような社会の動きがある。

だが、私は声を大にしてい言いたい。

それよりも保育園増やしてよ!!

あくまでも私の個人的な意見である。
でも、世の中のワーママはどう思っているのでしょうか。
子連れ出勤奨励を歓迎しているのでしょうか。

私は正直いいよと言われても、子供を連れて仕事にいきたくない。
なぜなら、集中できないし、断然仕事効率が落ちるから。

以前熊本県の議員さんが乳児と一緒に議会に参加して物議を醸していたが、自治体の大事な議会の場に子供を連れて行って、果たして正常な判断力が保てるのだろうかと思った。
もしこの議員さんが働く女性はこうすることでしか仕事ができない、だから安心して働ける託児所、保育所を準備することが急務であることをアピールして行った行動であれば、皆に問題提起をわかりやすくしたという意味で私は称賛したい。
でも、ただ単に議会に子供連れてっていいでしょ?海外ではOKのところもあるよ、という考えならば賛同はできかねる。

しかも「子連れ出勤奨励」を謳っている人に限って、そもそもなぜゆえに子供を連れて行かないといけないのかということをわかっていない気がする。
子供は母親と一緒にいた方がいいなんていうトンチンカンなことを言う政治家もいるし。
ってことは、父親は子連れ出勤してはいけないっていうこと??
根底にはやはり母親=家庭に入るという概念が存在するのであろう。

子連れ出勤する一番の理由は、「子供の面倒を見てくれる人・場所がいないこと」なのでは?
保育園が充実してて、子供を安心して預けることができたなら、おそらく多くの親がそちらを選択するのではないだろうか。

今私たちに必要なのは
・保育園の充実
・保育士の確保

待機児童の問題って、子供収容人数=児童数となれば解決する問題でもない。
保育園に預ける親は「安心、安全」を大前提として、やはり効率面を考慮したい。
子供の送迎を考慮した場合、保育園の場所は非常に重要。
だけど、運よく保育園に入れても職場や家からだいぶ離れた場所だったり、兄弟がバラバラになったりと待機児童以外の問題もある。
本当は自分の希望する園に子供をいれることができるというのが一番理想なのだが・・・。

「子連れ出勤」は最終形ではなく、あくまでもまずは待機児童解消への橋渡しとしての手段、またはやむをえない事態発生時の応急的な手段にとどめてほしいと思う。
本当は企業側が託児所などを作れれば一番いいんでしょうけど、会社の規模にもよるし、なかなか難しいかな。
他のワーキングマザーはどう思っているんでしょう。

私見でした。

by dckuma | 2019-01-27 11:52 | しゃかいのこと | Comments(0)

自分にできること

毎日のようにいろんな事件、事故起こる。

そんな中でも私が今でも忘れることができないニュースがある。
それは約25年ほど前にあった「いじめを苦にした自殺」である。
当時はそれはセンセーショナルにテレビや新聞で取り上げられていた。
彼が残した遺書にはいじめに関与した主犯格を含めた数名の生徒の名前が書かれていた。
そして、家族には先立つ不孝を詫び、これまで育ててくれた感謝の言葉が述べられていた。

いじめによる自殺は毎年テレビで取り上げられるぐらい後を絶たない。
当時もそうだった。
でも、私にとってその時のニュースはものすごく衝撃的で、ショックなものであった。
一時的には医学の道をやめて、当時の文部省(当時)などを目指そうかと思ったぐらいであったが、今思えば文部省の人がいじめ対策にどれだけ尽力しているのか、疑問に思うところではある。

そして、最近この25年前のニュースと同じように衝撃が走る事件があった。
おそらく知らない人はいないであろう、涙を流さずにはいれなかったであろうニュース。
「5歳の女の子の虐待死」である。

彼女がえんぴつで書いたという反省文は魂の叫びだった。
次々と明らかになっていく彼女が置かれていた環境を耳にするたび胸が締め付けられる思いがする。
正直目を背けたくなる。

でも、覚えたてのひらがなで一生懸命書いたあの文章を決して無駄にしてはいけない。

心をえぐられるほどの衝撃を得たのに、日に日にニュースで目にする機会が減っていくに従って、記憶が薄らいでく。
そして、また同じような事件が起こってしまう。
親を非難することは容易だ。
だけど、何よりも大事なことはこの悲劇を二度と起こさないようにすること。

理想的なことを言えば、虐待が起こる環境をなくすことが大事だが、根本解決以前に現在起こっている虐待からの子供の救済が急務だ。
やはり、児童相談所だけでは対応できない案件も多いので、警察との連携がスムーズに取れるようにすることが大切。
現在この関係構築ができている自治体は日本でもほんのわずかとのこと。
専門家曰く、児童相談所の縦割り社会のせいで「自分たちでどうにかしないと」的な風潮が根強いよう。
そんなこと傍から見れば、誰のための児童相談所なんだって言いたくなるのだが、組織の一員にいると案外気づかない。
しかも、職員が少ないため、一人当たりの対応件数もかなりのものという。
月に一人当たり10~20件の虐待対応をしながら、養護施設などの対応もとなると忙しさは想像に難くない。
ただでさえ、繊細なケアを要するというのに多すぎる案件はどうしても表面的、事務的になりやすい。

今回の事件は徳島から東京に引っ越しして間もなく起こった。
互いの自治体への批判もあるようだが、やはり当該自治体の責任はあると思う。
香川で一時保護を複数回されていたという事実だけでも、その時点で緊急性がなくてもいずれ緊急度が増すことは容易に想像できた。
しかも、傷害罪で起訴された後に周囲の目から逃げるために転居をすることも少なくないと聞く。
振り返ればいくらでも網にひっかかる機会はあった。
けれども、最悪の事態。

自相の人員確保や警察との連携、保護後の対応など問題は山積みだが、これらについては自治体にまかせるしかない。
もうこればかりはお役所が今回のことを真摯に受け止めて、一番いい改善策を早急に出してくれることを信じるのみである。

ただ私たちはどうすべきなのか。

かわいそうだと言って涙ぐむこともひどい親だと批判することもどれも悲しい事件が起こった後のこと。
やはりこのようなこと感じたり、思わなくて済む世界がいい。
事件が起こった時だけ騒いでいては野次馬と一緒。
常にこの問題について考えること、知ることが何よりも大事なのではないだろうか。
みんなの意識が変わることが、長い目で見て予防につながると思う。

ということで、これから時々この虐待問題についても私なりに勉強したこと、感じたことをアップしていきたいと思います。


by dckuma | 2018-07-13 16:12 | しゃかいのこと | Comments(2)

妻として、母として、医師として