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Life will be beautiful

旦那、その後 ~最終章~

結局旦那は社長の指定する日に会社に行く必要はなくなった。

そもそも私が社長に電話した理由は退職した旦那に指定日時に会社にくるよう言ってきたからだ。
前回書き忘れたが、私が問いただすと社長は「なんで『精一杯頑張ります!』と言ってやる気をみせてくれなかったのかききたかった。今後の為にもアドバイスをしてあげたかった」と言う風なことを言った。
そんなことあるわけない。
散々旦那を追い詰めるような言葉を夫婦ともに浴びせ続けておきながら、退職後にそんなことをわざわざ呼び出してまで話すこともないだろうし、仮にそうであったとしても旦那は給料日に給料を取りに行くわけだからその時に言えばいい(この会社、今時給料現金手渡しの会社だった)。
旦那を雇うのに支払った仲介手数料が相当くやしかったと思われ、一円でも旦那に難癖つけて払わせたかったのではないかと私は考えた。
そのための呼び出しだったのでは、と。
そうつっこんだところで、「はい、そうです」なんて向こうも言うわけないし、私も気づかないふりして「アドバイスをしていただくために主人に連絡をくださったんですか?そういうことでしたら、ぜひ社長さんから伝えてもらった方がいいので、主人に◎月◎日にそちらに行くよう伝えます。大変失礼しました」とすっ呆けた。
すると向こうは「ええ・・・まぁ、でも奥さんにお伝えしましたから、大丈夫です。奥さんから、(旦那)さんに伝えてください」ということになった。

それから数週間後、給料日がやってきた。
旦那は給料を会社に取りに行った。
その際に社長は「奥さんからの電話で俺は傷ついた」と言ったそうな。
一方、社長妻は完全無視。
旦那は必要以上に大きい声で「お世話になりました!」と言って、去った。

だが、帰宅後給料明細をみてみると、謎の給料カットがなされていた。
一つは交通費が満額支給ではなくなっていたこと。
もう一つは自宅待機を言い渡された日の分が無支給になっていたこと。
弁護士さんに相談した際には会社側が自宅待機しろと言った日も会社命令のため、給料は発生すると言われた。
基本的に契約書通りに給料の支払いはなされるべきなのだ。

正論をもって争うことは可能であった。
でも、一連の騒動で精神的にも疲れ切っていた私たちは1-2万円のために争う事よりも平穏を選んだ。
と同時に会社側の最後の悪あがきも感じた。

あれから1年の月日がたったが、今のところ何の嫌がらせもなく、平穏に暮らせている。
だが、この一件依頼、転職活動はさらに慎重になったことは言うまでもなく、どんな小さな違和感も大切にするようになった。
おかげで、仕事はなかなか決まらなかったけど。

おしまい。
皆様、ながーいお話にお付き合い、ありがとうございました!

Commented by さざ波moo at 2018-12-14 09:58 x
今までの経過と最終編を拝見して、長編にならざるを得ないと納得しました。
ご多忙の中、よく書いて下さいました。ご結婚なさる前からブログを拝見し
応援していたので、安堵しました。理不尽な相手に負けず、言いたいことは
仰有って、ソフトランディングにご成功。本当にようございました。

「給料明細書の謎の給料カット」その程度なら無視なさるのが賢明でしょうね。
先方は、仕返しに何か言いたくて 手ぐすね引いて待ってたでしょうから。
社長夫婦は 無視されて悪あがきしただけ損 と思い知ったことでしょう。

新しい年が、嬉しいこと 一つでも多い良い年になりますように!
ハル君とのクリスマス、お楽しみ下さい。ご主人様もお疲れ様でした。
Commented at 2018-12-26 00:56
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by dckuma at 2018-12-27 23:07
> さざ波mooさん

いつもはらはらドキドキさせてしまい申し訳ございません(笑)
自分の中では不完全燃焼だった部分もありますが、結果的には今現在会社による嫌がらせを受けることなく過ごせていることが一番だなと思っています。

まだ問題は山積みですが、この時を思えば、今はとってもハッピーです。
これからもよろしくお願いします!
Commented by dckuma at 2018-12-27 23:07
> さざ波mooさん

いつもはらはらドキドキさせてしまい申し訳ございません(笑)
自分の中では不完全燃焼だった部分もありますが、結果的には今現在会社による嫌がらせを受けることなく過ごせていることが一番だなと思っています。

まだ問題は山積みですが、この時を思えば、今はとってもハッピーです。
これからもよろしくお願いします!
Commented by dckuma at 2018-12-28 23:56
> カギコメさん

良かったですね!
当事者は精神的に参ってしまうこともありますが、ご主人という第三者がいることによってより冷静に対応できたんでしょうね。
復帰がスムーズに行くことを祈っています!
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by dckuma | 2018-12-13 22:51 | かぞくのこと | Comments(5)

妻として、母として、医師として

by dckuma