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Life will be beautiful

バトル

ずっと書こうかどうか悩んでいたことがある。
我が家に起こったとある騒動について。
ためらっていた理由は自分の黒い部分が前面にでてしまうのではないか、ということ。
でも、騒動から数か月経ち、自分も冷静になれたこと、やっぱり吐き出すことは自分の心の健康につながると思い、書くことにした。

その騒動とは・・・

旦那が無職になり、約2ヵ月が経とうとしていたある日の夕方のこと。
その日はハル君が熱をだし、自分の病院の病児保育に預け、また旦那から一社内定をもらったという報告を受けた、いつもと違う日だった。
ハル君をピックアップし、いそいそと家に帰った私は、家に入ると、いつものように玄関のカギを閉めた。

いつもこの時間は義母が夕食の準備をしているのだが、その日は夕食を作り終え、一時的に隣の自分の部屋に戻っているようだった。
家に入ると、旦那は早速内定をもらった会社についての本題に入った。
私はハル君の夕食を作り、食べさせながら、その話を聞いた。

すると、しばらくして、玄関のドアノブをガチャガチャ回す音が聞こえた。
義母だ。
鍵が開いていない時は、すぐに自分の部屋に戻って鍵を取りに行く。
私たちが玄関のドアを開けに行くのも義母が部屋に鍵を取りに行くのもそんなに時間的差はなく、特にこの日は旦那との話を優先した。

しかし、「すぐに」戻ってくると思っていた義母は戻ってこなかった。
それよりも内定の話の方が大事。
義母もそのことは知っていたし、わかっているはずだ。

それから15分以上経ち、再び玄関のドアノブをガチャガチャと回す音が聞こえた。
1回目に来た時に鍵掛かっているの知ってるのになんで鍵をもってこないんだろう?
うちの家に忘れてるとか?
義母が我が家に来た時にいつも鍵を置いている場所を見てみたが見当たらない。
様子がおかしいため、さすがに2回目はドアを開けに行ったが、開けた時には義母の姿はなかった。
そして、今度は鍵をかけずにそのままにしておいた。

だが、義母の3回目の訪問はなかった。
夕ご飯も作ってくれているようだったし、いつもだったら、我が家にきてみんなで食事を食べている時間。
それなのにやってこない。
内定の話を中断し、旦那に義母の様子を見に行ってもらうことにした。

そして、すぐに旦那が戻ってきた。

「なんか・・・すごく怒ってる」
「え?なんで??」
「鍵を締められたからって」
「は?私がたぶんいつもの癖で締めただけなんだけど?なんでそんなことで怒るの?」
「よくわからん・・・」

というやりとりをしている最中、凄い勢いで、ドアを開けて義母が入ってきた。

「夕食の準備している間に鍵なんてかけてほしいねん!」
「ちょっと5分だけ自分の部屋にいっただけなのに!」

など剣幕でまくしたてた。
その声で泣き出すハル君。

「私はもともと鍵をかける習慣があるんです。でも、夕食の準備中はいったりきたりするだろうからと思って、かけないようにしてたんですが、たまたま無意識にかけちゃっただけじゃないですか」
「ああ、知ってるよ。いちいちいろんなところきっちり鍵かけてるもんね。しかも、たった5分ほど隣にいってる間に!」
「5分ほどって言われても、私にはわからないじゃないですか」
「それならM(旦那)が悪い。アンタが鍵をかけないように言えばいいじゃないの!」
「Mさんは関係ありません。私が鍵をかけてるかどうかなんて見てないですよ!」
「ああそう。鍵でもなんでもかければいい!二度とこの家には来ない!!」

そう叫んで、義母は我が家を出て行った。

私は悔しさと悲しさで涙があふれた。
それを見たハル君はびっくりしたように泣き止んだ。
と同時に、このやりとりの間、口をださなかった旦那に腹も立った。

「何あの態度?鍵をしめることがそんなに悪いわけ?熱だしたハル君かかえて帰ってきて、無意識的に鍵かけただけじゃん。しかも、なんでアナタはなにも言わないの!?」

すると、旦那は・・・

「うちの母親が100%悪い。とんでもないことをしてくれたと思ってるよ。でも、母親の性格上今いろいろ言っても、火に油を注ぐだけ。もう少し時間が経ったら俺が話してくる」

そして、1時間ほど経って旦那は義母の部屋に行った。
だが、すぐ戻ってきた。

「全然あかん。行ったら酒飲んでた。アレ昔からやねん。何かあると酒を飲んで、俺と喧嘩する。ああいうときはほんと何言ってもダメ。中学校の頃何度親を殺したいと思ったことか。」
「明日になったらもうちょっと冷静になると思うから、それまで待って」

旦那にとってこのようなことは「初めて」ではないんだな、と知った。
それでも自分の親、許せることはあるだろう。
でも、私は・・・。

その日はもちろん夕ご飯ものどを通らず、肝心の旦那の内定話もろくにできず、眠れない夜を過ごした。
ハル君の体調が回復していたことだけが、唯一の救いだった。

つづく

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Commented by さざ波moo at 2018-02-05 23:17 x
ただでさえ 目一杯 仕事に家事に育児に追われる日々てしょうに、そこへ不協和音が鳴り響いては堪りませんね。私も女ですが、こんな時、どうしても孔子のこの言葉を思い出してしまいます。

子曰 唯女子與小人 爲難養也 近之則不孫 遠之則怨
ご存知でしょうけど、「孔子が仰有るに 女と小人は扱いにくい。親切にすれば調子に乗るし 親切にしなければ恨まれる」 兎に角、女は扱いにくい。そう思う時が良くあります。

今、末期的病人の介護を日夜していますが、その叔母が見舞いに来て 病室を出る時「葬式の日が決まったら教えてな〜」と言って手をヒラヒラ振って帰って行きました。無神経ですよね。知らせたくない気分です。

人生、上見ても下見てもキリがありませんが、その人にとってその時 起きていることが一番問題なのです。踏ん張って自分で乗り越えるしかありません。

可愛いハル君の為にも ご自身の為にも、ストレスを超越して 怒らないことが大事です。二階から降りて喧嘩しても詰まりません。お気持ちが軽くなる日々でありますよう願っています。
Commented by miduki0902 at 2018-02-08 21:40
少しバタバタしており、ブログを拝見して居ませんでしたが。
私も同じような事があります・・・。
でも、ちゃんと食べましょう。怒りの沸点が違うと、どうでも無い所で色々とありますね。

ここで書いて、スッキリと。春が近づいています。
Commented by dckuma at 2018-02-12 01:46
> さざ波mooさん

孔子の言葉・・・全然知りませんでした・・・。
でも、まさにその通りで、今の家に引っ越したのも義母の望みをかなえるためだったんです。
私たち家族にとっては設備も古いし、引っ越すことで大金が動くし、あまりメリットはなかったんですが、慣れない土地で初めての同居、息子夫婦の家に居候として来ている感じが拭えなかったようであり、私が今のマンションをみつけた時、すごく喜んでくれたんです。だから、引っ越しに関わる費用は全部こっちで負担して、電化製品などもちょうどタイミングよく私の父が単身赴任を終えるところだったので、それをもらって、義母はほぼ負担無く自分の城を手に入れることができたのです。
それなのに・・・。
自分が望んだ同居解消だったのに結局玄関のカギをしめたことで、怒りの矛先がすべて私に向けられたのが悲しくてくやしくてたまりませんでした。

この出来事があったのは昨年の5月ごろのことなのですが、完全には忘れることはできず、時々波のように押し寄せてくることがあります。でも、一方でこのことをきっかけに変われたような気もします。またおいおいブログにアップします★
Commented by dckuma at 2018-02-12 01:58
> miduki0902さん

人間ささいなことでキレるときがありますが、そういう時って大概積もり積もった何かがあるんですよね。義母にもそういったものがありました。鍵をかけたことはほんのきっかけにしかすぎず・・・でも、私が何よりもつらかったのは「積もり積もったもの」が私が作り出したものではなく、旦那が原因だったのにそれを私にぶつけてきたことです。

ここでたーっぷりかかせてもらって、適度に息抜いていきます★
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by dckuma | 2018-01-18 22:41 | かぞくのこと | Comments(4)

妻として、母として、医師として