2023年 10月 27日
学校トラブル ②
K君の骨折が判明したのが、金曜日の夕方だったため、手術は結局翌月曜日となった。
仕事が終わったらどうだったか聞こうと思っていたところ、K君のお母さんからショートメールが入った。
そこに書かれていたことに私は青ざめた。
ハル君がK君に「ばけもの」と毎日言っているというのだ。
朝登校したとき、体育の時などに。
その文面からは先日電話した時とは明らかにトーンが違うと感じられた。
大変なことになった。
K君のお母さんの立場になれば、K君の骨折はハル君のいじめの結果として考えるだろう。
とりあえず帰宅後ハル君に聞こう。
と、思っていたら帰るまでに先生から電話があった。
どうやらK君のお母さんが先生にも私が確認する前に伝えたらしい。
これはもう「いじめ」ととらえているのであろうと確信した。
ただここで知ったことはハル君が「ばけもの」と言っただけでなく、K君の身体的特徴を言って「ばけもの」と言ったらしいということ。
これはいかなる理由であっても許されることではない。
先生にはまだハル君とこの件で話せていないことをお伝えし、電話を切った。
するとハル君は「ばけものなんていってない。ばけものはだれだー?っていっただけ」という。
しかも、K君とお互いに言い合っているとも。
ただやはり一度K君の身体的特徴についていじったことは認めた。
ハル君はもともと軽いが、場面緘黙症がある。
現時点でも担任の先生とは首を振る以外のコミュニケーションがとれていない。
友人関係においてはそれが緩和されることが多いが、そこまで仲がよくなければ自分から話しかけることはない。
なので、一方的にハル君が言っているとはいいがたいのだが、向こうは「Kはハル君から毎日一方的に言われていると言っている」と主張していた。
骨折させてしまっている手前、この点において強くこちらの言い分を伝えることは難しい。
でも、身体的特徴でいじったことは謝らなければならない。
そして、K君が退院して数日後、ご自宅に伺った。
お菓子とK君のための図書券を準備し、チャイムをならした。
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by dckuma
| 2023-10-27 21:44
| こどものこと
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